司法書士の通信講座おすすめ8選と失敗しない選び方を比較

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「独学で司法書士を目指していたが、民法と不動産登記法の範囲の広さに心が折れかけている」──そんな焦りを抱えていないだろうか。仕事から帰って机に向かっても、テキストのページが思うように進まない夜が続くと、このまま独学を続けていいのか不安になる。

司法書士試験は合格までに必要な学習時間が3,000時間に達する長丁場の試験だ。独学の限界を感じたタイミングで通信講座に切り替えた受験生は少なくない。この記事では、独学からの切り替えを軸に、費用・合格実績・サポート体制からおすすめの通信講座の見極め方を比較する。

独学の限界を感じたら—通信講座に切り替えるべき3つのサイン

独学と通信講座のどちらが向いているかは、学習開始時点ではわかりにくい。ある程度勉強を進めた段階で見えてくるサインがいくつかある。

※ここで紹介する田中さんの体験は、複数の学習者の声をもとに構成した架空のケースだ。

地方信用金庫に15年勤務する田中さん(38歳・仮名)は、書店で購入したテキストと独学向けの勉強法記事を頼りに司法書士試験の学習を始めた。半年間、通勤前の30分と休日にまとめて時間を確保していたが、民法の量に対して理解のスピードが追いつかず、模試の点数は横ばいのままだった。

田中さんが通信講座への切り替えを決めたきっかけは3つある。1つ目は、独学の教材だけでは出題範囲の優先順位がつけられなかったこと。2つ目は、疑問点を質問できる相手がおらず、理解できない箇所を放置する癖がついていたこと。3つ目は、平日にまとまった学習時間が取れず、通勤電車内でのスキマ学習に対応した教材が必要だったことだ。

講座変更後は、優先順位付けされたカリキュラムに沿って学習を進めた結果、模試の基礎知識問題の正答率が半年で目に見えて上がったという。同じ悩みに心当たりがあるなら、切り替えを検討する時期といえる。おすすめの講座がどれか迷ったときは、まず費用や教材形式の比較から始めるとよい。

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司法書士試験の合格率と必要学習時間の目安

司法書士試験は法務省が実施する国家試験で、例年の合格率は4〜5%台で推移している。年度ごとの詳細な結果は法務省の発表資料で確認できる。

年度 受験者数の目安 最終合格率の目安
令和4年度 約1万3,000人 約5.2%
令和5年度 約1万2,900人 約5.2%
令和6年度 約1万2,300人 約5.3%

※正確な数値は法務省の司法書士試験ページで確認できる。

必要な学習時間は一般的に3,000時間前後が目安だ。1日3時間の学習でも約3年、1日5時間なら1年半程度が必要な計算になる。仕事と両立しながらこの学習量を独学だけで確保するのは、相応の自己管理力が求められる。

学習時間の内訳としては、主要科目である民法・不動産登記法・商法・商業登記法に全体の6割程度を充てるのが一般的な配分とされ、残りを会社法や供託法などのマイナー科目に振り分ける進め方が多い。合格率も年度によって多少上下するが、直近3年は5%前後で大きな変動はなく、腰を据えた長期学習が前提の試験であることに変わりはない。

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失敗しない司法書士通信講座の選び方4つのポイント

比較サイトのランキングだけで決めると、自分の生活リズムに合わない講座を選んでしまうことがある。以下4つの軸で確認しておくと、自分に合ったおすすめの講座を見つけやすい。

料金と分割払いへの対応

司法書士通信講座の受講料は10万円台から50万円台まで幅広い。一括払いが前提の講座もあれば、月々1万円台からの分割払いに対応する講座もある。予算感を先に決め、その範囲で比較すると選びやすい。予算重視ならスタディングやフォーサイトがおすすめだ。

教材形式—スマホ・スキマ時間への対応

通勤電車内で学習する時間を確保したいなら、スマホアプリでの動画視聴・問題演習に対応した講座が向いている。テキスト中心の講座は自宅での腰を据えた学習に強い一方、外出先での学習には不便を感じることがある。

サポート体制—質問対応と添削の頻度

独学で挫折した経験があるなら、疑問点をすぐ質問できる体制があるかどうかは重要な判断材料になる。質問回数に上限がある講座、無制限の講座、記述式答案の添削回数など、条件は講座ごとに差が大きい。

合格実績とカリキュラムの更新頻度

合格率を公表している講座は、算出方法(在籍者ベースか申込者ベースか)を確認する。法改正への対応スピードやカリキュラムの更新頻度も、長期学習になる司法書士試験では見落とせない点だ。

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司法書士通信講座おすすめ比較

受講料・教材形式・サポート体制の観点から、おすすめの通信講座の特徴を比較表にまとめた。金額は目安であり、キャンペーンや割引で変動するため、最新の金額は各社公式サイトで確認してほしい。

講座名 受講料の目安 教材形式 特徴
スタディング 10万円台〜 スマホ中心 価格の安さとスキマ時間学習におすすめ
アガルート 30万円台〜 動画+テキスト 合格率の高さを公表。講義量が多い
伊藤塾 30万円台〜 動画+テキスト コース数が多く学習経験者向けも充実
フォーサイト 10万円台〜 動画+テキスト フルカラーテキストで理解しやすい
クレアール 20万円台〜 動画+テキスト 学習範囲を絞る独自メソッド
ユーキャン 10万円台〜 テキスト中心 知名度が高く分割払いに対応
LEC 30万円台〜 通学・通信選択可 校舎数が多く対面サポートも選べる
TAC 30万円台〜 通学・通信選択可 法律系資格全般に実績がある大手

価格を最優先するならスタディングやフォーサイトがおすすめで、合格実績と講義の網羅性を重視するならアガルートや伊藤塾が候補になる。通学サポートも併用したいなら、教室を持つLECやTACのような予備校系の講座が選択肢に入る。

教育訓練給付制度で受講料を抑える

司法書士通信講座の中には、厚生労働省の教育訓練給付制度の対象講座に指定されているものがある。対象講座を受講し、一定の条件を満たすと受講料の一部がハローワークから支給される。

制度の対象となるかどうか、支給率は講座によって異なるため、申し込み前に各社の講座ページで対象講座か確認する必要がある。制度の詳しい要件は厚生労働省の教育訓練給付制度のページにまとまっている。

一般教育訓練給付の対象講座であれば受講料の20%(上限10万円)、専門実践教育訓練給付の対象講座であれば最大70%程度が支給される制度設計になっている。スタディングやフォーサイトなど大手講座の一部コースが対象に指定されているケースもあるため、受講を検討している講座が該当するかどうかを事前に確認しておくと、実質的な負担額を抑えて学習を始められる。

タイプ別診断—あなたに合うおすすめの司法書士通信講座の選び方

ここまでの比較を踏まえ、タイプ別におすすめの司法書士通信講座の選び方をまとめた。

独学で挫折した経験がある人

質問対応やカリキュラムの優先順位付けが手厚い講座を軸に選びたい。田中さんのように出題範囲の広さに苦しんだ経験があるなら、学習範囲を絞る設計の講座やサポート体制が充実した講座が候補になる。迷ったときは、質問対応が手厚いスタディングやフォーサイトがおすすめだ。

仕事と両立する社会人

スマホ視聴に対応した教材と、分割払いへの対応を優先したい。通勤時間や休憩時間を学習に充てられるかどうかで、1年あたりの学習進度が大きく変わる。スキマ時間学習に強いスタディングのような通信講座がおすすめだ。

これから初めて学習する初学者

いきなり高額な講座を選ぶより、比較的受講料が抑えられる講座で司法書士試験の全体像をつかむところから始めるのも一つの方法だ。学習を続けられそうか見極めてから、上位コースへの切り替えを検討してもよい。司法書士の具体的な仕事内容は日本司法書士会連合会の公式サイトでも紹介されており、学習を始める前にイメージをつかんでおくと迷いにくい。費用を抑えて始めたい人には、ユーキャンやフォーサイトのような通信講座もおすすめだ。

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まとめ

司法書士試験は合格率5%前後、必要学習時間3,000時間前後という長期戦になる試験だ。独学で伸び悩みを感じたタイミングは、通信講座への切り替えを検討する良いきっかけになる。

料金・教材形式・サポート体制の3つを自分の生活スタイルと照らし合わせ、教育訓練給付制度も活用しながら、無理なく続けられる講座を選んでほしい。

迷ったら、価格重視ならスタディングやフォーサイト、合格実績重視ならアガルートや伊藤塾のようなおすすめの講座からまずは資料請求してみるとよい。無料の資料請求やお試し教材で自分に合うかどうかを確認したうえで、正式に申し込む講座を絞り込んでいくと失敗しにくい。

司法書士の学習は長期戦になるからこそ、最初の講座選びで無理のない続けやすさを重視することが、結果的に合格への近道になる。

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