TOEFLの申し込み方法は?費用と手順を徹底解説

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「大学院出願の締切まであと2週間しかないのに、TOEFL iBTの申し込み画面で決済エラーが続いて予約が取れない」——。そんな焦りを抱えながらETSの公式サイトと格闘した経験がある人は少なくない。

社会人1年目で海外大学院への進学を目指していた山本さん(仮名)も、その一人だった。初めてのTOEFL iBT申し込みでクレジットカードの名義入力を間違え、決済エラーを3回繰り返した末に、希望していた試験会場が満席になってしまった。結局、通常の申し込み締切を過ぎたタイミングで空席のある会場を探し、40ドルの追加手数料を払って何とか出願に間に合わせたという。

※ここで紹介する山本さんの体験は、複数のTOEFL受験者の声をもとに構成した架空のケースである。

このような失敗は、申し込み方法と費用の仕組みを事前に理解していれば避けられる。本記事では、TOEFL iBTの受験料の内訳、オンライン・電話それぞれの申し込み方法、支払い手段、そして締切に関する注意点を整理する。

TOEFL iBTの受験料はいくら?基本料金と値下げの経緯

TOEFL iBTの受験料は、会場受験・自宅受験(Home Edition)ともに195ドルである。2025年4月1日にETSが実施した料金改定で、従来の245ドルから50ドル値下げされた(ETS公式:受験料ページ)。日本円に換算すると、為替レートにもよるがおおよそ3万円前後になる。

受験料には、公式スコアレポートを4校まで無料で送付できる権利が含まれている。5校目以降に送付する場合は、別途送付手数料がかかる点は覚えておきたい。

この基本費用に加えて、5校目以降のスコアレポート送付には1校あたり別途送付費用が発生する。出願校数が多い場合は、事前にこの追加費用も含めた総費用を見積もっておくと、想定外の出費を防げる。値下げ後とはいえ、複数校へ出願する受験者にとっては送付費用が積み重なり、実質的な費用負担は軽視できない。リスケジュールを検討している場合も、変更費用を含めた費用感をあらかじめ把握しておくと安心だ。

申し込み方法は2種類|オンラインと電話

student registering for exam online with laptop

TOEFL iBTの申し込み方法は、ETS公式サイトからのオンライン申し込みと、電話による申し込みの2種類がある。ほとんどの受験者はオンライン申し込みを選んでいる。24時間いつでも手続きできるうえ、試験日程や会場の空き状況をその場で確認できるためだ。

オンライン申し込みの手順(ETS公式サイト)

オンライン申し込みの流れは次の通りである。

  1. ETS公式サイトでアカウント(My ETS Account)を作成する
  2. ログイン後、試験形式(会場受験またはHome Edition)を選ぶ
  3. 希望する試験日と会場を検索し、空席があるものを選択する
  4. 氏名・生年月日をパスポートの表記と完全に一致させて入力する
  5. クレジットカードなどで決済し、確認メールを受け取る

氏名と生年月日は、当日提示する身分証明書の記載と1文字でも異なると受験できないため、入力時は特に慎重に確認したい。

電話申し込みの場合

クレジットカードの決済エラーが続く場合や、オンライン操作に不安がある場合は、電話での申し込みも可能である。国・地域ごとに専用の問い合わせ窓口が用意されており、オペレーターの案内に沿って試験日と会場を予約できる。ただし手続きに時間がかかりやすく、繁忙期は電話がつながりにくいこともあるため、余裕を持って連絡したい。

費用の内訳と追加料金に注意

TOEFL iBTにかかる費用は、基本の受験料195ドルだけとは限らない。状況に応じて追加料金が発生する仕組みになっている。

  • 通常申し込み(試験日の7日前まで): 195ドル
  • 締切後の申し込み(空席がある場合のみ): 195ドル+追加手数料40ドル=合計235ドル
  • 5校目以降へのスコア送付: 送付先1校ごとに別途手数料
  • 日程・会場の変更(リスケジュール): 別途手数料

山本さんのケースのように、締切を過ぎてからの申し込みは想定より2割ほど高くつく。費用を抑えたいなら、通常の申し込み期間内に手続きを終えるのが最も確実である。

費用面を整理すると、通常申し込みの費用は195ドル、締切後の申し込みでは追加費用を含めて235ドルとなる。送付費用やリスケジュールの費用など、状況によって発生する費用の種類も把握しておくと、想定外の出費を防ぎやすい。

変更・キャンセル時の注意点

一度申し込んだ試験日を無料で変更することはできない。日程変更にもキャンセルにも、それぞれ別途手数料がかかる仕組みになっている。正確な金額は時期によって変わることがあるため、申し込み前にETS公式サイトの最新の料金表で確認しておくと安心だ。

日程変更やキャンセルにかかる費用は、通常の受験費用より低めに設定されていることが多いが、直前の変更ほど費用が割高になる傾向がある。余裕を持ったスケジュールを組み、変更費用が発生する事態そのものを避けるのが、結果的に総費用を抑える近道だ。

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支払い方法|使えるカード・決済サービス

TOEFL iBTの支払い方法は、クレジットカード・デビットカードのほか、PayPalやAlipayにも対応している。日本国内から申し込む場合は、VisaやMastercardなど主要ブランドのクレジットカードを使うケースが最も多い。日本国内の受験者は、TOEFLテスト日本事務局の案内も参考になる。

決済時によくあるトラブルは、カード名義の入力ミスと、利用限度額の不足である。山本さんも名義のスペルを一文字間違えたために決済が通らず、会場の予約が流れてしまった。カード情報は、券面の表記と1文字ずつ照合しながら入力することをすすめる。

PayPalで支払う場合は、ETSの決済画面で「PayPal」を選択すると外部サイトに遷移し、自分のPayPalアカウントでログインして決済を完了させる。Alipayも同様に、決済画面から専用アプリまたはWebページへ遷移して手続きする流れだ。どちらの申し込み方法を選んでも、決済完了後は自動的にETSの登録画面に戻り、予約確認メールが届く。海外決済サービスでは為替手数料や決済手数料が別途費用として上乗せされることがあるため、事前に利用サービスの手数料体系を確認し、総支払費用に含めて把握しておくと安心である。クレジットカード払いに比べて審査や本人確認に時間がかかる場合もあるため、余裕を持った申し込み方法の選択を心がけたい。

申し込み時の注意点|締切と会場満席のリスク

TOEFL iBTの通常申し込み締切は、試験日の7日前(中6日)である。締切を過ぎても空席があれば申し込みは可能だが、前述の通り追加手数料40ドルが発生するうえ、そもそも希望の会場が満席になっている可能性が高い。

大学院出願や就職活動などでスコア提出の期限が決まっている場合は、出願締切の2ヶ月前までに受験を終えておくのが理想である。スコアの発行には受験後6〜10日ほどかかることに加え、思うようなスコアが出なかった場合の再受験にも時間の余裕が必要になるためだ。

締切直前に会場が満席になってしまった場合は、まず近隣の別会場やオンラインで受験できるHome Editionへの切り替えを検討したい。会場を選ぶ際は、自宅や職場からのアクセスだけでなく、予約が埋まりやすい都心部を避け、比較的空席が出やすい郊外の会場も候補に入れておくと、希望日程で申し込み方法を確定しやすくなる。追加費用を払ってでも締切後に申し込むかどうかは、出願スケジュールとの兼ね合いで早めに判断しておくと、直前の焦りを減らせる。

よくある質問(FAQ)

TOEFLの申し込みに必要なものは?

ETSアカウントの作成に使うメールアドレスと、支払い用のクレジットカードなどの決済手段、そして当日提示する身分証明書と同じ表記の氏名・生年月日が必要になる。

申し込み後に試験日を変更できる?

変更は可能だが、無料ではない。日程変更には別途手数料がかかるため、申し込み前に受験可能な日をよく検討しておきたい。

受験料は日本円で支払える?

ETS公式サイトでの決済は米ドル建てだが、クレジットカード会社側で自動的に円換算されるため、実質的に日本円での支払いと変わらない感覚で利用できる。為替レートにより請求額は変動する。

会場が満席で予約できないときはどうする?

近隣の別会場を探すか、Home Edition(自宅受験)への切り替えを検討するとよい。自宅受験は会場の空席状況に左右されにくく、締切直前でも予約が取りやすい傾向がある。

TOEFLの費用を少しでも抑える方法はある?

費用を抑える一番確実な方法は、通常の申し込み締切内に手続きを終え、追加費用が発生する事態を避けることである。また、スコア送付先の学校数を出願に必要な最小限にとどめれば、送付費用を余計に払わずに済む。奨学金や大学の受験費用補助制度を利用できないか、出願先の大学に確認してみるのも一つの方法だ。

オンラインと電話、どちらの申し込み方法がおすすめ?

特別な事情がなければ、オンラインの申し込み方法がおすすめである。24時間いつでも手続きでき、空席状況もリアルタイムで確認できるため、費用面でも時間面でも無駄が少ない。決済エラーが続く場合や、入力内容に不安がある場合に限り、電話での申し込み方法を検討するとよい。

まとめ

TOEFL iBTの受験料は195ドルで、2025年4月の値下げにより以前より受けやすくなった。申し込み方法はオンラインと電話の2種類があり、支払いはクレジットカードやPayPalなどに対応している。

締切後の申し込みには追加手数料40ドルがかかり、会場も満席になりやすい。出願締切の2ヶ月前までに受験を終えるスケジュールを組んでおけば、山本さんのような土壇場のトラブルを避けられるはずだ。まずはETS公式サイトでアカウントを作成し、余裕を持った日程で試験日を確保することから始めたい。

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