MOS Excel資格の勉強法|独学2ヵ月合格のスケジュール例

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「MOS Excelに合格したいけれど、独学でどう勉強すればいいかわからない」という相談は、資格関連の質問サイトでも数多く見かける。参考書を買ったものの最初の数ページで止まってしまうケースも少なくない。本記事では、独学でMOS Excelに合格した架空のケースを交えながら、教材選び・学習スケジュール・模擬試験の使い方まで、独学合格に直結する勉強法を具体的に示す。

「MOS Excel」はどんな資格?スペシャリストと上位資格の違い

comparison chart MOS Excel Specialist vs Expert certification levels infographic

MOS(Microsoft Office Specialist)Excelは、マイクロソフトが認定するExcelの操作スキル試験だ。レベルは大きく2段階に分かれる。「スペシャリスト」は表作成・関数・グラフなど基本操作が中心、「エキスパート」はピボットテーブルやマクロの初歩、複数シートをまたぐ高度な関数操作まで問われる。

事務職や営業職で日常的にExcelを使う場合はスペシャリストで十分なケースが多い。データ分析や経理部門への異動を見据えるならエキスパートまで取得すると評価されやすい。バージョンは2019・2016など複数あり、申し込み時に実施中のバージョンや出題範囲はMOS公式サイト(オデッセイコミュニケーションズ)で確認しておくと取り直しの手間を防げる。

一般レベルと上級レベル、実務ではどちらを選ぶべきか

転職活動や社内評価で資格をアピールしたいなら、スペシャリスト1つだけでも十分な材料になる。一方で「資格はあるが実務で使えない」という評価は避けたい。その場合は、エキスパートまで取得し、ピボットテーブルでの集計や複数シート参照を実務でも使える状態にしておくと差がつきやすい。

独学2ヵ月で891点。体験談から見える合格までのリアルな勉強時間

都内の中小企業で総務事務をしている佐藤さん(28歳・仮名)は、転職を視野に入れてMOS Excelスペシャリストを独学で受験した。平日30分・休日2時間というペースで約2ヵ月間学習し、本試験では1000点満点中891点で合格した。

※ここで紹介する佐藤さんの体験は、複数の学習者の声をもとに構成した架空のケースです。

学習開始から2週間後に受けた1回目の模擬試験では650点しか取れず、「このペースで間に合うのか」と焦りを感じたという。原因は関数の理解不足だった。試験範囲の操作を一通り終えた段階での点数だったため、知識量より「手が止まらず操作できるか」が点数を分けることに気づいたタイミングでもあった。

目安として、Excel操作にある程度慣れている社会人なら40〜80時間、ほぼ初めて触る場合は60〜100時間ほどの学習時間を見込んでおくとよい。この時間を確保できれば、無理のないスケジュールが組める。

独学のメリットと、関数でつまずきやすい落とし穴

独学の勉強法における最大の利点は費用と時間の自由度だ。スクールに通えば数万円かかるところを、テキストと模擬試験ソフトの数千円で済ませられる。通勤時間や昼休みなど、隙間時間を学習に充てられるのも独学ならではの強みになる。

一方で挫折しやすいポイントは決まっている。IF関数・VLOOKUP関数・SUMIFS関数など、複数の条件を組み合わせる関数操作だ。佐藤さんも「公式を覚えても引数の順番を間違えてエラーが出る」を繰り返し、最初の1週間は1日に解ける問題数が伸びなかったと振り返る。

対策として効果があったのは、関数を覚える順番を変えることだった。IF→VLOOKUP→SUMIFSの順に、1つの関数を完全に使えるようになるまで次に進まないルールを自分に課した。その結果、3つ目のSUMIFSに入った頃には関数同士の構造の共通点が見えてきたという。

教材選びと2ヵ月学習スケジュールの組み方

two month weekly study schedule planner table for exam preparation

FOM出版テキストを軸にした教材選定

独学で使う教材は、出題範囲を網羅した公式準拠テキストを1冊に絞るのが基本だ。FOM出版の「MOS Excel対策テキスト&問題集」は本試験に近い形式の模擬試験プログラムが付属しており、紙のテキストと画面操作を往復しながら学べる。複数の教材に手を広げるより、1冊を繰り返す方が定着は早い。

平日30分・休日2時間で組む学習スケジュール例

平日(30分×5日) 休日(2時間×2日)
1〜2週目 テキストを読み進め基本操作を確認 章末問題を解き、間違えた箇所を見直す
3〜5週目 関数操作を1日1テーマずつ練習 模擬試験を1回分通しで解く
6〜7週目 苦手な関数だけを繰り返し演習 模擬試験の見直しと弱点ノート作成
8週目 模擬試験を毎日1回分 本試験と同じ時間帯に最終模擬試験

このペースなら平日2.5時間・休日4時間で週6.5時間、2ヵ月で約50時間の学習量になる。佐藤さんのケースもこの時間配分に近く、891点という結果につながった。

模擬試験を使った直前1週間の仕上げ方

直前1週間は新しい範囲に手を広げず、模擬試験の繰り返しに絞るのが効率的だ。模擬試験は1回解いて終わりにせず、同じ回を間隔を空けて2〜3回解き直すと、操作の手順が身体で覚えている状態に近づく。

間違えた問題は「知識不足」か「操作ミス」かを分けてメモしておく。知識不足ならテキストの該当ページに戻り、操作ミスなら同じ操作を声に出しながら3回繰り返す。本試験当日に時間の余裕を持てるよう、模擬試験は常に本試験より5分短い設定で解く練習をしておくと、当日の時間配分に焦りが出にくい。

独学がつらくなったら?通信講座・スクールという選択肢

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2回目の模擬試験でも点数が伸びない、関数の理解が独学では限界だと感じる場合は、通信講座やオンラインスクールに切り替える選択肢もある。質問対応がついているサービスを選べば、つまずいた箇所をその場で解消できるため、独学で数週間悩むより短期間で解決できることがある。

費用と相談できる相手のどちらを優先するかで選び方は変わる。独学を続けながら一部の単元だけ単発講座で補うハイブリッド型も選択肢の一つだ。

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まとめ

MOS Excel資格は、正しい勉強法で関数操作という壁を越えれば、独学でも十分に合格できる資格だ。2ヵ月という期間も、平日30分・休日2時間というペースなら無理なく確保できる範囲に収まる。教材を1冊に絞り、模擬試験を繰り返し、苦手な関数だけを重点的に潰す。この3点を押さえれば、891点という結果は再現可能な範囲にある。

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