色彩検定の通信講座おすすめ3選|費用と選び方を比較

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色彩検定を取りたいけれど、独学でいけるのか通信講座を使うべきか、迷っていませんか。公式テキストを買ったものの、慣用色名やPCCSのトーン図で手が止まり、そのまま数週間たってしまう人は少なくありません。この記事では、色彩検定に対応した通信講座のおすすめ3つを、受講料・対応級・サポート内容で比較します。

インテリア雑貨店で販売を担当する29歳のMさんも、最初は独学派でした。3級の公式テキストを2か月ほど開いては閉じる日が続き、通信講座に切り替えてから約4か月で3級と2級に同日合格しています。Mさんの選び方と学習の進め方も交えながら、自分に合う講座の見つけ方を整理していきます。

※ここで紹介するMさんの体験は、複数の学習者の声をもとに構成した架空のケースです。

色彩検定は通信講座と独学のどちらを選ぶべき?

先に結論を言うと、3級だけを目指すなら独学でも十分に届きます。色彩検定協会の検定データによると、2025年度の合格率は3級75.7%、2級72.2%と高い水準です。一方で1級は58.6%まで下がり、2次試験では記述や作図も求められます。どの級を、いつまでに取りたいかで講座の必要性は変わります。

独学で十分な人の特徴

美術やデザインの授業で色相環やトーンに触れたことがある人は、公式テキストと過去問題集だけで3級に届くケースが多いです。毎日30分ほど机に向かう時間を自分で確保でき、わからない用語を自力で調べるのが苦にならない人も独学向きといえます。費用を抑えたい場合は、まず独学で3級に挑み、2級から講座を検討する進め方も現実的です。独学の具体的な手順は色彩検定3級の独学勉強法でまとめています。

通信講座を使ったほうがよい人の特徴

色の知識がゼロからのスタートで、テキストを読んでも配色のイメージがつかめない人は講座の恩恵が大きくなります。映像講義で色の見え方を確認しながら進められるためです。3級と2級を同じ試験日にまとめて受けたい人や、仕事と家事で学習時間が細切れになりがちな人にも向いています。添削課題の提出期限がペースメーカーになり、途中で放置するリスクを下げられます。

Mさんが講座に切り替えた決め手も、まさにこの「放置」でした。独学中は慣用色名のページで毎回つまずき、気づけば2か月でテキストの3分の1しか進んでいなかったそうです。講座の学習スケジュール表に沿って進めるようにしてからは、週ごとに何をやればよいか迷わなくなったと振り返っています。

色彩検定対応の通信講座おすすめ3選を比較

2026年10月時点で、公式サイトで内容を確認できた3つの講座を比べました。受講料はすべて税込です。キャンペーン価格や教材構成は変わることがあるため、申し込み前に各社の公式ページで最新情報を確認してください。

講座 受講料(税込) 対応級 学習・サポート期間 添削・質問
キャリカレ カラーコーディネーター資格取得講座 通常59,700円(Bコース)
2026年11月5日までの特価19,800円
3級・2級 サポート1年〜1年2か月 添削問題あり・質問は期間内無料
ヒューマンアカデミー 色彩検定3級・2級パックコース 57,200円 3級・2級 標準4か月 添削9回・質問無制限
色彩検定協会 たのしく学ぶ色彩講座 初級コース 16,500円
(公式テキスト3級編を持っている人は13,200円)
3級相当 受講期間6か月 添削課題3回・修了試験1回

キャリカレ:価格を抑えて2・3級をまとめたい人向け

資格のキャリカレのカラーコーディネーター資格取得講座は、AFT色彩検定の2級・3級に対応しています。教材はテキスト2冊と練習問題2冊に加え、慣用色名単語帳やPCCS新配色カードまでそろっています。講義は受講生専用ページの映像で視聴する形式です。サポート期間内なら質問は何度でも無料で、不合格時の全額返金制度もあります(適用には条件あり)。

通常価格は59,700円ですが、2026年11月5日まではキャンペーン特価の19,800円で案内されています。この期間に申し込めるなら、今回の3講座のうち2級まで対応するものとしては最も安く始められます。講座名に「カラーコーディネーター」と入っていますが、対象は色彩検定です。東京商工会議所のカラーコーディネーター検定とは別の試験なので、混同しないようにしましょう。

ヒューマンアカデミー:添削と教材の充実度を重視する人向け

ヒューマンアカデミー通信講座の色彩検定3級・2級パックコースは、公式テキスト3級・2級が教材に含まれている点が特長です。そこに大原オリジナルの攻略ナビテキストと問題集、配色カード199a、直前対策の答案練習が加わります。Web講義の時間は3級が約100分、2級が約95分です。

添削は9回と3講座のなかで最も多く、質問も無制限で受け付けています。受講料は57,200円で、分割払いなら2回目以降は月々3,200円です。標準学習期間とサポート期間はどちらも4か月なので、受検日から逆算して申し込む必要があります。たとえば11月の冬期検定に合わせるなら、遅くとも7月には学習を始めたいところです。

色彩検定協会の公式講座:3級の基礎を安く固めたい人向け

試験を主催する色彩検定協会自身も、たのしく学ぶ 色彩講座 初級コースという通信講座を開講しています。内容は3級に準じており、添削課題3回と修了試験1回で理解度を確かめながら進めます。受講期間は6か月で、スクーリングはありません。

受講料は16,500円で、公式テキスト3級編をすでに持っている人は13,200円に下がります。独学用にテキストを買ったものの手が止まっている人にとっては、追加の負担を抑えて添削を受けられる選択肢です。ただし対応は3級相当までなので、2級以上を目指す場合は別の教材や講座が必要になります。

ユーキャンに色彩検定の講座はある?

通信講座の大手としてユーキャンを思い浮かべる人も多いはずです。ただ2026年10月時点のユーキャンの講座一覧には、色彩検定に対応した講座が掲載されていません。同社の「カラーコーディネート講座」は、パーソナルカラリスト検定の2・3級に対応した講座です。受けたい試験名と講座の対応試験が一致しているか、申し込み前に必ず確認しましょう。カラー系資格の違いは色彩検定とカラーコーディネーターの違いで詳しく比較しています。

Photo by cottonbro studio on Pexelsあわせて読みたいカラーコーディネーター通信講座5社を費用比較ユーキャンやキャリカレなど色彩検定・パーソナルカラー系の通信講座を費用面から比較しています

通信講座を選ぶときにチェックしたい5つのポイント

color swatches on a desk with notebook

1. 受けたい級に対応しているか

通信講座の多くは3級・2級のセットで、1級やUC級に対応した講座は限られます。1級の2次試験は記述と作図が中心で、2026年から形式も一部変わりました。1級まで見据えるなら、まず2級までを講座で固め、1級は公式テキストと過去問題集で上積みする方法が現実的です。UC級はユニバーサルデザインの配色がテーマなので、公式テキストUC級編での独学が基本になります。

2. 公式テキストが教材に含まれているか

本番の問題は、公式テキストに載っている用語や図版をもとに作られています。講座のオリジナル教材がわかりやすくても、本番前には公式テキストで表記や図を確認しておきたいところです。ヒューマンアカデミーのように公式テキストが同梱される講座なら、別途購入する手間と費用がかかりません。同梱されていない講座を選ぶ場合は、公式テキストを買い足す前提で予算を組んでおきましょう。

3. 色を「見て」学べる教材があるか

色彩検定では、色票や配色例を見て答える問題が出題されます。文字だけのテキストでは、トーンの違いや配色の印象をつかむのに時間がかかりがちです。配色カードや映像講義がある講座なら、実際の色を見比べながら覚えられます。Mさんも配色カードでPCCSのトーン図を自作したことで、ビビッドやダルといったトーン記号を一気に覚えられたといいます。

4. 添削と質問のサポート範囲

添削課題は、理解度の確認だけでなく学習ペースを保つ役割も担います。今回の比較でも、添削課題3回の講座もあれば9回の講座もあり、差は小さくありません。質問サポートも、回数無制限のところもあれば、受講期間内に限るところもあります。独学で挫折した経験がある人ほど、添削回数と質問のしやすさを重視したほうが続けやすくなります。

5. 受講期間と試験日程が合っているか

3級・2級・UC級は夏期(6月)と冬期(11月)の年2回、1級は冬期のみの実施です。標準学習期間が4か月の講座なら、受検日の4〜5か月前に申し込むと余裕を持って進められます。サポート期間が1年以上ある講座は、1回目で不合格だった場合でも次の検定まで質問を続けられる点が安心材料です。

目的別のおすすめ講座の選び方

ここまでの比較を、目的別に整理します。迷ったときは、受けたい級と予算の2つを先に決めると候補を絞りやすくなります。

  • 3級だけ取りたい・費用を最小限にしたい:色彩検定協会の「たのしく学ぶ 色彩講座」
  • 3級と2級を同日に受けたい・添削で確実に仕上げたい:ヒューマンアカデミー
  • 2級まで安く取りたい・長めのサポートが欲しい:キャリカレ(キャンペーン期間中は特に割安)
  • 1級・UC級を目指す:2級までを講座で固め、上位級は公式テキストで独学

仕事で色の知識を生かしたい人は、2級まで取っておくと評価につながりやすくなります。2級ではファッションやインテリアなど、実務に近い配色の知識が問われるためです。3級と2級は同じ検定日に併願でき、1回の試験日で2つの級をまとめて狙えます。級ごとの難易度や合格点の推移は色彩検定の難易度と合格率を参考にしてください。

Mさんが通信講座で3級・2級に同日合格するまで

woman studying at home with laptop

独学で2か月足踏みしていたMさんは、6月下旬に3級・2級セットの通信講座へ切り替えました。目標は11月の冬期検定での同日合格です。学習時間は平日が通勤中と帰宅後を合わせて30分、休日は2時間ほどで、合計すると約110時間でした。

7〜8月:3級範囲を映像講義で一気に通す

最初の2か月は、映像講義を見てからテキストを読む順番を徹底しました。独学時代に挫折した慣用色名は、配色カードを手元に置き、名前と実際の色を毎日10個ずつ照らし合わせて覚えています。8月末に3級の添削課題を提出した時点では、得点は7割を少し超える程度でした。

9〜10月:2級範囲と添削で弱点をつぶす

9月からは2級範囲に進み、色彩調和論や照明と色の見え方など、3級より抽象度の高い単元に取り組みました。添削で毎回のように間違えたのが光源と演色性の問題で、質問サポートに2回問い合わせて理解を固めたそうです。10月後半は3級と2級の過去問題集をそれぞれ3回ずつ解き直しました。

11月:本番と合格後の変化

冬期検定では3級が182点、2級が158点で、どちらも合格ラインを超えました。合格後は店長に資格を報告し、季節ごとの売り場づくりで配色案を出す役割を任されるようになったといいます。「色の組み合わせを感覚ではなく理由で説明できるようになったのが一番の変化」とMさんは話しています。

試験日程・検定料と申込時期

通信講座の受講期間は、試験日程から逆算して決めるのが基本です。公益社団法人色彩検定協会の検定概要ページによると、検定料は税込で3級7,000円、2級10,000円、1級15,000円、UC級6,000円です。受検資格に制限はなく、どの級からでも受検できます。

2026年度の冬期検定は11月8日(日)に実施され、1級の2次試験は12月13日(日)です。冬期の申込は10月1日で締め切られているため、これから講座を始める人は2027年度の夏期検定(例年6月)が現実的な目標になります。申込期間は試験日の数か月前に設定されるので、受講開始と同時に協会サイトで日程を確認しておきましょう。

色彩検定の通信講座に関するよくある質問

通信講座なら何か月で合格できる?

3級だけなら2〜3か月、3級と2級の同日合格を狙うなら4〜5か月がひとつの目安です。ヒューマンアカデミーの3級・2級パックコースも、標準学習期間を4か月に設定しています。キャリカレは「最短1ヶ月で資格取得」と案内していますが、色の知識がない人は3か月以上を見込んでおくと安心です。

3級を飛ばして2級から通信講座を始めても大丈夫?

3級を受けずに2級から受検することは可能です。ただ2級の問題は3級の基礎知識を前提にしているため、3級・2級セットの講座なら基礎から順に学べます。2級単体の教材を選ぶ場合は、3級の公式テキストで色相やトーンの基本を先に押さえておきましょう。独学で2級を目指す場合の進め方は色彩検定2級の独学勉強法で解説しています。

講座の教材だけで合格できる?

講座の教材は出題範囲に沿って作られているため、教材と添削を一通りこなせば3級・2級の合格は十分に狙えます。不安な場合は、本番前に過去問題集を1冊追加して、試験時間内に解き切る練習をしておくと得点が安定します。公式テキストが同梱されない講座では、テキストの図版もあわせて確認しておくと安心です。

まとめ

色彩検定は3級なら独学でも届きますが、色の知識がゼロの人や、3級・2級をまとめて取りたい人には通信講座が近道になります。費用を抑えて3級の基礎を固めるなら色彩検定協会の公式講座、添削の手厚さを重視するならヒューマンアカデミーがおすすめです。2級まで割安に取りたい場合は、キャンペーン中のキャリカレも有力な候補になります。

次の受検は2027年度の夏期検定が目安です。講座の受講期間と試験日を照らし合わせ、遅くとも試験の4か月前には学習をスタートさせましょう。Mさんのように独学で手が止まっているなら、手元の公式テキストを生かせる講座から検討してみてください。

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