TOEFL参考書おすすめ7冊|スコア帯別に厳選

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「TOEFLの参考書は種類が多すぎて、どれを買えばいいか分からない」。大学院留学やスコアメイクを控えた社会人から、よくこの相談を受ける。Amazonで検索すると30冊以上がヒットし、レビューを読み比べるだけで数時間が溶けてしまう。

※本記事で紹介する佐藤さん(32歳・メーカー勤務)の体験は、複数の学習者の声をもとに構成した架空のケースです。

佐藤さんは技術職として働きながら、社内の留学制度を利用するためTOEFL iBTスコア80点を目標にしていた。初回受験は独学で臨み62点。手当たり次第に参考書を買い込んだが、スコアはほとんど伸びなかった。技能別に教材を絞り込み直したのは、2回目の対策を始めたときだった。4ヶ月間で使う参考書を7冊に絞り、最終的に89点まで伸ばしている。この記事では、佐藤さんが実際に使った教材と選び方の基準を軸に、技能別・スコア帯別のおすすめ参考書を紹介する。

TOEFL参考書は「試験特化型」を選ぶべき理由

この試験は学術的な語彙とアカデミックな出題形式が中心の試験だ。市販の英会話教材や大学受験用の単語帳では、語彙のカバー範囲が合っていないことが多い。TOEFL iBTを実施するETS公式サイトでも、試験形式に沿った対策教材の使用を推奨している。佐藤さんも初回受験時は大学受験用の単語帳を流用しており、本番のリーディングで知らない単語につまずいた経験がある。

参考書選びで失敗しないための基準は3つある。1つ目は技能別に分かれているか、2つ目は最新の出題形式に対応しているか、3つ目は音声・解説動画などの副教材が付属しているかだ。この3点を満たす教材から、技能ごとに絞り込んでいくと、遠回りせずおすすめの1冊にたどり着きやすい。逆に評価だけを見て選ぶと、自分のスコア帯や弱点に合わない教材を選びがちなので注意したい。

技能別|TOEFLおすすめ参考書7冊

この試験はリーディング・リスニング・スピーキング・ライティングの4技能に加え、文法・語彙の基礎力が問われる。技能ごとに強みが異なる参考書を組み合わせるのが、スコアを伸ばす近道だ。ここでは技能別におすすめの1冊を厳選して紹介する。

リーディング対策

「TOEFLテストリーディング問題270」は、文化・医学・生物学など幅広いテーマの長文で構成されている、リーディング対策のおすすめ教材だ。佐藤さんは1日2セットを解き、間違えた設問の根拠箇所を本文に線を引いて確認する復習法を続けた。1ヶ月でリーディングのスコアが4点伸びている。

リスニング対策

「TOEFLテストリスニング問題190」は講義形式の長い音声に慣れるための、リスニング対策のおすすめ参考書だ。このテストのリスニングは1つの講義が5分近くに及ぶため、短い会話文中心の教材では対応しきれない。通勤時間にシャドーイングを組み込むと、聞き取れる情報量が増えていく。

スピーキング対策

「TOEFL TEST対策iBTスピーキング」は、独立問題・統合問題それぞれのテンプレートと模範解答が収録された、スピーキング対策におすすめの1冊だ。日本人の受験者はスピーキングで平均点が低い傾向があるため、型を覚えて話す練習量を確保しておきたい。佐藤さんはこの参考書のテンプレートを暗記し、毎日3問を録音して聞き返す練習を続けた。

ライティング対策

「TOEFL iBTライティング大特訓」は、統合ライティングと独立ライティングの採点基準を具体例つきで解説した、ライティング対策のおすすめ参考書だ。自己採点だけでは伸び悩みやすいセクションのため、オンライン添削サービスと併用する受験者が多い。

文法・語彙対策

「TOEFL® iBTテスト必修英文法50」と「TOEFLテスト英単語3800」は、この試験特有のアカデミック語彙と文法パターンを効率よく押さえられる、文法・語彙対策におすすめの参考書だ。佐藤さんはこの2冊を移動時間の隙間学習に使い、単語帳は3周した時点で暗記率が8割を超えたという。

技能 参考書 対象レベル 特徴
総合対策 はじめてのTOEFL®テスト完全対策 初級〜中級 出題形式と4技能の基礎を1冊で網羅
リーディング TOEFLテストリーディング問題270 中級〜上級 アカデミックな長文読解に特化
リスニング TOEFLテストリスニング問題190 中級〜上級 講義形式の長い音声に対応
スピーキング TOEFL TEST対策iBTスピーキング 初級〜中級 解答テンプレートと模範解答が豊富
ライティング TOEFL iBTライティング大特訓 中級〜上級 採点基準を具体例で解説
文法 TOEFL® iBTテスト必修英文法50 初級 頻出文法パターンを短期間で習得
語彙 TOEFLテスト英単語3800 初級〜上級 頻出度順で効率よく暗記できる
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スコア帯別|参考書の使い分け

同じ「試験対策」でも、現在のスコア帯によって優先すべき参考書は変わる。基礎力が不足している段階で難易度の高い教材を使うと、解説を理解できずに挫折しやすい。スコア帯ごとにおすすめの組み合わせを見ていこう。

50〜70点(基礎固め)

この段階では「はじめてのTOEFL®テスト完全対策」で出題形式に慣れ、「TOEFL® iBTテスト必修英文法50」で文法の抜けを埋めるのが優先だ。この2冊は基礎固め期に特におすすめできる組み合わせで、単語帳も基礎語彙から始め、無理に上級語彙まで手を広げない。

70〜90点(伸び悩み突破)

佐藤さんがつまずいたのがこの帯だった。基礎知識はあるのに得点が伸びない場合、技能別の参考書で弱点セクションを集中的に補強するとスコアが動きやすい。特におすすめなのは、伸び悩んでいる技能だけを絞って教材を追加する方法だ。佐藤さんはスピーキングとライティングに学習時間の6割を割いたことで、この帯を3ヶ月弱で突破している。

90点以上(上級)

90点以上を狙う段階では、ETSが公表する公式問題集(Official Guide)で実際の出題傾向とスコア基準を確認しておきたい。市販の参考書だけでは本番との難易度差が生じることがあるため、公式教材を1冊は必ず組み込むのがおすすめだ。

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参考書と併用したい学習ツール

参考書だけでは補いにくいのが、スピーキングの発音フィードバックとリアルタイムの弱点分析だ。対策アプリやオンライン講座を併用すると、参考書での学習内容を実践形式で確認できる。特にスピーキングは自己採点が難しいため、AI採点機能や講師添削が付いたアプリを組み合わせる受験者が増えている。通信講座は費用がかかる分、学習計画の管理と添削がセットになっている点がメリットだ。参考書で基礎を固めつつ、月単位で使えるアプリや講座を併用する形が、独学でスコアを伸ばす受験者に多いパターンだ。おすすめの組み合わせは、基礎固めは参考書、実践練習はアプリや講座という役割分担で、両方を並行して使うと学習効率が上がりやすい。費用を抑えたい場合は、無料体験期間があるアプリからおすすめ度を見極めて試すとよい。

よくある質問

参考書は何冊くらい揃えればいいか

技能別に1〜2冊ずつ、合計6〜8冊が目安だ。買い足しすぎると1冊あたりの学習量が薄くなり、逆に定着率が下がる。

公式教材(Official Guide)だけで対策できるか

出題傾向の把握には有効だが、解説の分量が少ないため初級者には不向きだ。基礎固めの参考書と併用するのが現実的だ。

電子書籍版とペーパーバック版はどちらがよいか

音声を頻繁に聞き直すリスニング教材は、ページを行き来しやすい紙版が使いやすい。単語帳は電子書籍版でも学習効率に大きな差は出ない。

参考書の学習期間はどれくらい見ておくべきか

佐藤さんの場合は基礎固めに1ヶ月、技能別の集中対策に3ヶ月弱をかけている。目標スコアと現在のスコアの差が20点以上ある場合は、3ヶ月以上の学習期間を見込んでおきたい。JASSO(日本学生支援機構)の留学関連統計でも、出願時期から逆算した早めの対策開始が推奨されている。

まとめ

参考書選びは、技能別に絞り込み、現在のスコア帯に合った難易度を選ぶことが基本だ。むやみに冊数を増やすよりも、1冊を繰り返し使い込む方がスコアには反映されやすい。佐藤さんが62点から89点まで伸ばせたのも、参考書を絞り込んで学習量を確保できたことが大きい。まずは技能別の1冊から手に取り、自分のスコア帯に合わせて参考書を組み替えていってほしい。迷ったときは、この記事で紹介したおすすめ参考書の中から、今のスコア帯に合う1冊を選ぶところから始めるとよい。参考書選びに時間をかけすぎるより、まず1冊を最後までやり切る方が、結果的にスコアの伸びにつながりやすい。学習を始める前に自分の得意・不得意を整理しておくと、参考書選びの精度も上がるはずだ。

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