基本情報技術者の通信講座おすすめ3選比較【2026年】

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「参考書を3周したのに、過去問を解くと半分も正解できない」。IT未経験で基本情報技術者試験に挑んだ営業職の田中翔太さん(29歳)は、独学を始めて1ヶ月が経った頃、そんな焦りを抱えていた。

※ここで紹介する田中さんの体験は、複数の学習者の声をもとに構成した架空のケースだ。

田中さんが選んだのはスマホ完結型の通信講座だった。通勤電車の20分と昼休みの15分を学習時間に充て、参考書だけでは理解できなかった「アルゴリズム」や「基数変換」の単元にも取り組んだ。動画講義の図解を見ながら理解を進め、通信講座の受講開始から3ヶ月後の試験で合格し、未経験からIT企業への転職を実現した。

同試験は独学でも合格できる試験だが、参考書だけで挫折しかけている人、学習時間の確保に不安がある人には通信講座が有効な選択肢になる。この記事では費用・合格実績・スマホ対応を比較し、失敗しない選び方を紹介する。

基本情報技術者の通信講座が向いている人の特徴

基本情報技術者試験の受験者のうち、独学のみで学習を進める人は少なくない。ただし、以下に当てはまる場合は通信講座を検討する価値がある。

  • 参考書の専門用語(2進数計算・ネットワーク・アルゴリズムなど)でつまずき、学習が止まっている
  • 仕事や家事で学習時間を確保しづらく、スキマ時間での学習を前提にしたい
  • 科目B(アルゴリズム・プログラミング)の対策に苦手意識がある
  • 会社の資格取得支援制度や教育訓練給付制度の対象講座を探している
  • ITパスポートに合格し、次のステップとして基本情報技術者を目指している

特に最後の項目に当てはまる人は少なくない。ITパスポートは知識問題のみで構成される試験だが、同試験は科目Bでプログラミングの実技的な内容が加わり、学習の質が変わる。前段の資格で独学の成功体験がある人ほど、同じやり方で科目Bにつまずき、通信講座への切り替えを検討するケースが多い。

教育訓練給付制度の対象講座であれば、受講料の一部が国から支給される場合がある。対象講座かどうかは受講前に厚生労働省の情報で確認できる。

厚生労働省|教育訓練給付金

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独学と通信講座、何が違うのか

frustrated person studying textbook at desk

独学と通信講座の最大の違いは、学習の設計図があるかどうかだ。独学の場合、参考書選びから学習範囲の配分、進捗管理まですべて自分で組み立てる必要がある。

基本情報技術者試験は科目A(知識問題)と科目B(アルゴリズム・プログラミング)の2科目構成で範囲が広く、独学者の多くが科目Bで挫折する。通信講座は動画講義とカリキュラムがあらかじめ用意され、進捗に応じて次に学ぶべき単元が示される点が独学と異なる。

IPA(独立行政法人情報処理推進機構)が公表する統計情報によれば、同試験の合格率はおおむね30〜40%台で推移している。半数以上が不合格になる試験である以上、学習の型を最初から用意してもらえる通信講座は、独学に不安がある人にとって現実的な選択肢になる。

費用面では独学のほうが参考書代の数千円で済み、通信講座は2万円台〜4万円台の投資になる。とはいえ、独学で挫折して再挑戦する場合は参考書代・受験料・学習時間が二重にかかる。1回で合格ラインに届く可能性を高める投資として通信講座の費用を捉える考え方もできる。

IPA|基本情報技術者試験 統計情報

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基本情報技術者のおすすめ通信講座比較

費用・合格実績・スマホ対応の観点で、代表的な3社の特徴をまとめた。

スタディング

スタディングはスマホ1台で講義視聴から問題演習まで完結できる通信講座で、基本情報技術者合格コースの受講料は24,800円(税込)前後。田中さんのように通勤時間や昼休みを学習時間に充てたい人と相性が良い。カリキュラム通りに進めれば、最短2ヶ月程度での合格を目指せる設計になっている。スキマ時間ごとに区切られた講義動画と、AIが復習タイミングを知らせる機能が特徴で、まとまった机上学習の時間を確保しにくい社会人に向いている。

フォーサイト

フォーサイトはフルカラーテキストに定評があり、受講料は3万円台。紙のテキストとデジタル教材を併用でき、図表やフローチャートを使った解説が特徴で、専門用語につまずきやすい初学者でも理解しやすい構成になっている。テキストを軸にじっくり理解を積み上げたい人や、スマホより紙のほうが記憶に残りやすいと感じる人との相性が良い。

TAC

TACの講座はテクノロジー・マネジメント・ストラテジーの3分野をバランスよく学べる構成で、受講料は4万円台から。通信講座でありながら全国のTAC自習室が利用でき、教室講座のスクーリングに参加できるプランもある。独学の孤独感が続かない環境や、対面での質問機会を重視する人に向いている。

費用・合格率・スマホ対応の比較表

講座名 費用目安 スマホ学習 特徴
スタディング 24,800円前後 〇(スマホ完結) スキマ時間学習に特化、最短2ヶ月の合格実績
フォーサイト 30,000円台 〇(紙・デジタル併用) フルカラーテキスト、図解が豊富
TAC 40,000円台〜 △(一部対応) 教室講義の併用、自習室利用可

失敗しない通信講座の選び方3つのポイント

費用や知名度だけで選ぶと、自分の学習スタイルに合わずに続かないことがある。以下の3点を確認すれば、自分に合ったおすすめの一社を絞り込みやすくなる。

  • スマホ完結かどうか:通勤・休憩などのスキマ時間に学習を積み上げたい人は、動画・問題演習までスマホで完結する講座を選ぶと継続しやすい。公式サイトの無料体験で、スマホ画面での問題演習のしやすさを実際に操作して確認するとよい。
  • 科目Bのアルゴリズム対策の厚み:擬似言語の読み方から丁寧に解説しているか、無料の体験講座や公式サイトのサンプル動画で確認する。サンプル動画が擬似言語の基礎から解説されているか、いきなり応用問題から始まっていないかを見ると、初学者向けかどうかを判断しやすい。
  • 合格実績の開示方法:合格率という数字だけでなく、母数となる受講者数や算出方法が明記されているかを確認する。開示のない数字は参考程度にとどめる。「全国平均の◯倍」といった相対表現だけの場合は、算出根拠を公式サイトの脚注などで確認する習慣をつけたい。

忙しい社会人がスキマ時間で合格するための工夫

businessman studying smartphone commuter train

田中さんが実践したのは、時間帯ごとに学習内容を固定するというシンプルな工夫だった。通勤時間は動画講義、昼休みは一問一答形式の問題演習と決めておくことで、何をするか毎回迷う時間をなくせる。

科目Bのアルゴリズムだけは休日にまとめて机に向かい、集中して取り組んだ。週1回、模擬試験形式の問題で進捗を確認し、正答率が低い単元を翌週の学習に組み込む方法で、3ヶ月という期間内での合格につなげた。

学習記録をスマホのメモに残すだけでも、自分の理解度の変化が見えて継続の動機付けになる。通信講座のアプリに学習ログ機能が付いている場合は、それをそのまま活用するとよい。例えば、単元ごとの正答率をグラフで表示する機能があれば、苦手な単元を一目で把握でき、翌週の学習に優先的に組み込む判断がしやすくなる。

よくある質問

基本情報技術者試験は独学でも合格できるか

合格できる。ただし科目Bのアルゴリズム対策でつまずく受験者が多く、参考書だけでの理解が難しい場合は通信講座や問題集での補強を検討したい。

通信講座の受講料は教育訓練給付制度の対象になるか

講座によって対象・対象外が分かれる。受講申し込みの前に、厚生労働省の情報や各講座の公式サイトで対象講座かどうかを確認する必要がある。

ITパスポート合格後、どのくらいの学習期間で基本情報技術者に合格できるか

個人差はあるが、基礎知識がある状態から3〜6ヶ月程度を目安に計画する受験者が多い。本試験はIPA(独立行政法人情報処理推進機構)が実施する国家試験で、試験区分の詳細は公式サイトで確認できる。

IPA|基本情報技術者試験 試験区分

まとめ

基本情報技術者試験の通信講座は、スタディングのスマホ完結型、フォーサイトのフルカラーテキスト、TACの自習室・スクーリング併用など、それぞれ強みが異なる。独学で学習が止まりかけている場合は、費用だけでなくスマホ対応や科目Bの解説の厚みを基準に比較し、教育訓練給付制度の対象講座かどうかもあわせて確認したい。

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